「手紙事件」の件

うっちーんとこでこーゆーのが上がってたんだけどな。
手紙事件(語彙の範疇外 id:uta_yakko)
2年くらい前に近い体験をした。
職場で働いてた子が報告書を書かんといかんとゆって悩んでいた。報告書つってもほんま数行のコメントみたいなもん。「どう書いたらいいんかなー」と悩んでいたので「これこれこーゆーことがありました、こうなってこうなりました、こうなったのでこうなってしまいましたすみません、でいいんじゃね?」といってみたがまだうーんうーん悩んで一言も書けてない。じゃーもうあったことを箇条書きにしろよ最後にもうしませんすみませんてつけとけとゆってみたが結局どうなったのか。
ここまでほぼ答えまるうつしーみたいな状態でも書けないっていうんだよその子は。(イヤ結局最終的にはまるうつし状態に書いたんじゃないかなー?多分)それがわたしにはどうしても理解できんくて大変びっくりしたのです。クチで説明はできるのに文字では書けないのな。なんでよ?

ちょうどそういう内容の記事がはてなブックマークとかに上がっていて、あーと思ったので考察してみる。
たとえばまあコトバのイミがわからん、てゆーのはまあおぼえりゃいんだよね、とりあえず「〜ってなに」って聞きゃすむはなしですよ。はーなるほどねーで次回からいけるわけだ。正確にイミを説明できなくてもなんとなくニュアンスがわかれば話は繋がる。
学生の頃国語系の予習がダイキライだった。なんでかっつーとアレだ、言葉の意味を調べてこいってゆーのがキライだったんだな。めんどくせそんなん読んでわかんじゃんよくらいに思っていたわたし、一度も下調べしたことなかった。あと書き取りもキライだった。機械的に何十回も漢字なんぞ書けるかいっぺん書きゃわかるだろ!でもテスト的にはここらへん国語系で確実に点を稼げるとこなんだよねえ実際そう指導されたし。
今になってそれは大変重要なことだったんだと知らされる。今は定番の書き取りの宿題もえっらい少ないらしいですね。あとなーてきとーにしてた言葉の意味、あれもマズイんかなあと思う。わかるだろうと思って放置してたら誰も正確な意味を伝えないままになってた、とかありそう。
うーんでもなあ国語って難しいよなあ。数学とか理系って結構こうだからこう!てゆー答えがはっきり決まってるとこがあるから教えやすいのかもしれんが(わたしにはわかりにくかったが。イヤちがうなわたしは単に覚えるのがめんどくさくてホンキで覚えようとしてなかったんだろう)国語って答えがひとつじゃないからなー。前後の文脈から判断せなならんし、よくいう文の間を読むってゆーの?アレできないと伝わらないんだろうし。
「〜の部分を読んで、このときの『私』の気持ちを○文字以内で書き表せ」とかいうよくある読解問題、子供心に「そんなん読んだひとそれぞれでちがう感想もつかもしれんのに問題にすんな!」と思っていたけど今はどうなんだ?こういう問題って今もあるんですか?あるんならその回答例が大変読みたい…。
ここ1,2年で「空気読め」ってよくネット上で見る気がするけどそういうところが弱いってことなんじゃないのかなー最近はとか思う。判断する材料を集めることができない、集めてもまとめられない。あと自分の思考に疑いを持たない?他のひとはどう思うのか?とかもしかしてこういう事情があるのでは?とかこういうことが予想できないか?とか。ああでもそういう事例を(たとえ仮想空間であったとしても)経験したことがなかったら想像もつかんわなあ。文章力ってゆーか「まとめて文章を整える力」ってゆーのはこの際レベルの高いハナシなんだろうから置いといても、そこらへんができればだいぶ違ってくる気がするんだなーなんとゆーか、物語に自分目線をシンクロさせる率が上がる気がする。シンクロ率が上がれば感想も抱きやすいしねえ。それで文章にできるかっつーとまたちょい違う話かもだけど。
ああなんかわかんなくなってきた。ええと…めんどくさがるのはたいがいにしたほうがよさそうです、というハナシ(自戒)。あとやっぱいろいろあるけど本を読むってのはそれなりに財産になりそうです特にコドモ時代。わたしそれで持ってたとこあるし子供の頃の成績。
→ごめん読み返してみたら、アタマで書いてる体験談は「まとめて文章を整える力」のほうで、後半はうっちーの息子さんの話になっている…まいぴん文章まとめる力なし。がくり。